2011年9月 1日 (木)

追憶の鎌倉海浜ホテル2

Hotelyokos

鎌倉の「ちょっと昔(明治・大正・昭和)の人の暮らしや施設、できごと」。その名残はまちのあちこちで見られます。 わたしたちは現在の鎌倉らしさのモトでもある近代をしらべ、いろいろな手法で伝える活動をしてきました。

今回の企画は、鎌倉市中央図書館近代史資料室が開く「鎌倉海浜ホテル追憶展」(7/16~9/25 鎌倉文学館第3展示室にて)と連動して、鎌倉海浜ホテル(1887年~1946年)や当時のまちの様子を、証言や思い出をもとに伊東雅江、渋谷雅子両氏の絵と近代史資料室・平田恵美氏の監修した古い写真や資料で振り返る「追憶の鎌倉海浜ホテル展」(9/1~19 ジャックと豆の木にて)です。

Chikuonki会場では当時、政財界の人々が利用したホテルの資料や古い写真はもとより、鎌倉に点在する歴史ある西洋館の絵や当時の子どもたちの遊びのイラスト、証言も配置しました。そんな作品たちは皆さまを「どこかなつかしい時代の鎌倉」にいざなうことでしょう。どうぞお出かけくださいな。

また これを機に鎌倉海浜ホテル周辺の思い出を語っていただく会を9月10日(土)14時から催します。

ホテルの近隣にお住まいだった池上利光氏、加藤茂雄氏と、近代史資料室から平田恵美氏にお話しいただきます。鎌倉海浜ホテルから流れていたというタンゴやジャズの音楽も蓄音機やレコードプレーヤーで再生します。
コーヒーの香りとともに、古き良き鎌倉に思いをはせる楽しいひとときにしたいと存じます。

Photo_2  さらに、なつかしい鎌倉からふるさとのような東北へ、復興チャリティーの意味を込めて、「なつかし屋 駄菓子店」を会期中の9/17,18,19日にジャックと豆の木の前で開きます。これは由比ガ浜商店街の復興チャリティーと連動しています。アメやキャラメル、麩菓子などのレトロな駄菓子のほかヨーヨー釣りもお楽しみいただけます。

お時間許しますならば、どうぞお立ち寄りください。
 
鎌倉 まちの記憶を伝える会/NPOコソガイ

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2009年6月 1日 (月)

そらまめ

Soramame2

緑の中に可憐な薄紫の花が揺れている。そらまめの花だ。

Soramame1_3 他の豆類がツルをはわせて上へ上へと延びていき、実である豆のサヤはそこから下にぶら下がるのに対して、そらまめはサヤ自体が上に向かって生える。つまり空に向かって生える豆だから空豆と言われるのだと聞いた。あの大きな大きなサヤが上に向かって生えているのは、ちょっと気持ちがいい。

Soramamebee_2 可憐な花と空を目指して育っていくサヤ。あと一週間もすれば食べごろなのだという。素敵な植物を見 ていたら、ハチがやってきた。今年は減少して、各地で悲鳴が上がっているというミツバチだが、鎌倉では健在で働いているようだ。

初夏の畑ではぐくまれている生き物たちは今年も好調のようだ。

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2009年5月25日 (月)

トンネル

Tunnel5_3   本当に気持ちの良い季節のお散歩で、畑のトンネル作りに遭遇しました。トンネルは発芽の際の保温や雑草、害虫から植物を守るためのもの。苗を植えた畝の上をビニールで張ってあるのはだれもが一度は目にしたことがある風景。

そっか、これをトンネルっていうんだ~という初歩の関心から始まり、見る見るうちに形を成していく様子に感動しちゃう。 Tunnel3_3

まずは、畝の上をプラスチック棒で半月形に張る。間隔は80㎝ぐらい。

Tunnel2 棒の上にビニールをかぶせます。今の主流は水玉のような穴のあいたもの。通気性が良くなります。

端っこは、畑に刺した棒に結びます。

Tunnel1 その上から、さらに半月形に棒を張ります。ビニールが風邪などで飛ばされたり、形が崩れるのを防ぎます。

で、何が植えてあるかって?

これは枝豆。夏場の家族用ですって。できるころに行って、ぜったい分けてもらおう。そんなに大切に育てた枝豆を家族だけで食べるなんて、ずるいぞ!

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2009年5月10日 (日)

きゅうり!

今年もきゅうりが元気な季節が来た!

Kyuri2_4

これらは3月ごろに植えられた苗がハウスで育ったもの。まだ寒い日はハウスの中に暖房が入れられる。4月の終わりぐらいから順調に収穫が伸びてきて、今ぐらいが最初のピークなのだそうな。

Kyuri1

かわいいベビーきゅうりが次から次に。たのもしいな。

きゅうりも含めた鎌倉野菜は鎌倉市農協連即売所(0467-44-3851JAさがみ)や各地の野菜スタンド、イトーヨーカドー大船店(0467-47-5211)、フジスーパー大船店(0467-45-9311)などで販売しています。

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2008年6月 4日 (水)

きゅうり&トマト

Sugiura  この記事を書く瞬間を、わたしはどれほど待ったことだろう。関谷に予定していた生ゴミ処理用地取得を鎌倉市はあきらめた。ご協力くださったみなさま、ありがとうございました!

「これで安心して、農業が続けられる。署名をしてくれた人にお礼を言わなくちゃ。」このニュースを聞くと、農家の杉浦さんがさっそく言った。杉浦家の耕作面積は鎌倉市で屈指の広さ。主にキュウリとトマトをハウス栽培し、通年でスーパーに直接出荷する。「今の時期、平均すると一日に千本のきゅうりを出荷してるよ」・・・え、ほんとうに?3回も聞き返してしまった。「昨日は調子が良かったので2千本取れた」・・・!!

Yuwakasi 見せていただいたきゅうり用のハウスは、確かに近隣で一番広そうだ。中は夏の様に湿度のある暑さ。畝の間からパイプが見える。「お湯を通して冬場の土の温度を上げているんだよ。お湯はこの瞬間湯沸かし器のお化けみたいなので沸かしてるんだ。だからコストも安く済むのさ」通年でほぼ同じ温度に管理し、収穫量が一定になるよう時期をおいて苗を植え育てるのは、コストの上でも手間でも大変なこと。ハウスの中とはいえ、気候や苗自体の強さに左右される、結局は自然相手の作業だ。「だから作戦が大事なんだ」苗の種類を選び、肥料のタイミングや虫よけを設置する時期を決める。そんなノウハウを杉浦さんは「作戦」というのだ。作戦はいろんなところで生きている。仲卸を通さず、直接スーパーに出すこと。ニーズの多い野菜を常に出荷するため、グループを組むこと。消費者とともに歩むため、地産地消を大切にすること。鎌倉野菜を生かすため、生ゴミ処理施設建設計画をつぶすこと・・・。

Kyuriillu_2  目線を合わさずシャイに笑う。でも「どうだい」ってカンジが漂っていて、やんちゃ小僧がちょっと誇らしげにしてるみたいだ。そりゃ1日にきゅうり2千本も収穫できたら、自慢しちゃうよね。花をつけた、小さくて可憐なキュウリから、もう出荷できるぐらいたくましく育ったものまで、ツルと葉っぱの間から、頼れる杉浦さんを見つめているようだ。

「トマトも見てよ」のお誘いに乗ってお邪魔したのは隣のハウス。何やら水路の上に厚いスポンジ状のものがあり、ちょこんと乗った鉢からトマトの苗が伸びている。このロックウールというスポンジの一種は、花屋さんでブーケをさす時見かける。パイプからそこへ水が直接流れ、とどまることがない。ここは鎌倉で唯一のロックウール水耕栽培ハウスなのだ。

Tomatone 広くて整然とした内部では、先週植えたというトマトの茎がすくすくと勢いよく伸びている。小さなビニールの鉢からさらに延びた根っこはロックウールの深部まで達している。この時期は成長が早いのだが、今年は一層早くて力強いのだとか。コンピューターでデータを管理する水耕式の農業でも、昨年と全く同じというわけにはいかないという。ついたばかりの 小さなトマトの実を見ると、機械と人間の作る「作戦」が、野菜というちょっと気まぐれな自然を一生懸命育てているんだ~と理解できる。

地域のみんなと、野菜を愛する人の踏ん張りで、生ゴミ処理施設が関谷にくることはなくなった。杉浦さんが仲間と共にブレずに守り抜いた鎌倉野菜は元気に育ち、今日も食卓においしさを届けている。

Tomato1_2 杉浦さんは6月に神奈川県の園芸功労賞を受賞した(鎌倉からは30年ぶり2人目!なのだそうな)。その野菜はフジスーパー大船店(0467-45-9311)の鎌倉野菜のコーナーで販売しています。

関谷生ゴミ処理施設建設反対にご協力くださった皆様に、心よりお礼を申し上げます。

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2007年5月 7日 (月)

たまねぎ

Tamanegi1_2 丸々とした大玉。初夏にはたまねぎが旬を迎える。
そんなたまねぎを作るのは日焼けした顔に赤いほっぺがとっても素敵な農家の山森さん。栽培についてうかがった。
日に日に寒くなる秋に、マルチと呼ばれる穴の開いた黒いビニールで畑を覆って、その穴にたまねぎのタネを蒔く。Moriyama_1 発芽に必要なエネルギーを確保するため、土を暖める役割のあるこのビニールを使うのだとか。ひとたびビニールの穴から発芽すると、芽は寒さや暖かさにさらされて育つ。この気温の差が甘さを引き出すのだ。このころにはビニールは取っても良いのだけど、基本的には畑を覆ったままなのだそうな。水分はどこから?と聞いたら、土がもともと持っている水分を根っこが吸うので、ビニールに覆われたままでも、水をまかなくても充分育つんだって(根っこってスゴイ!)。数ヶ月すると葉の成長が止まり、養分は根に蓄えられていく。それがたまねぎになり、土の中で育って丸々としていく。そうして約半年。葉が倒れる初夏には収穫だ。
山森さんの畑には、びっしりと たまねぎの茎が見える。ちょっと混んでいませんTamaha_2か?とたずねたら、たまねぎの玉は寄せるようにつくから、これで充分なんですよ、ですって。私たちには見えない土の中でも、山森さんには見えているようだ。写真を撮る間、ちょっと心配でいとおしそうに畑の隅っこに立つ姿は、我が子を見守る親のようだった。

Tamanegi_4 たまねぎは貯蔵もきくから、初夏の農家の軒先でさおに掛けて日 陰干しをする懐かしい光景も、この地域ではよく見かける。農家の人にいつくしんで作られたたまねぎは、なんだか彫刻のように美しかった。(Can)

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2006年5月 4日 (木)

初夏の散歩

Yamamichi 鎌倉玉縄地区の高台にある住宅地の裏の道はこどもたちのお気に入りのお散歩コース。緑のトンネルを抜けると目の前に畑が広がる。

畑の周りでは力強く生え出した雑草たち、真っ赤に実る蛇イチゴの実。目の前をとびはねるバッタや戯れるように舞うモンシロチョウ、顔を出した毛虫まで、初夏!を満喫しているようだ。そんな中でこどもたちは道端に生える昼顔で指輪を作り、カラスノエンドウで草笛を吹き、虫を追いかけ勝手気ままに楽しむ。

大人になっても、高い空や濃密な草いきれ、虫や植物の感触や眼下に広がる光景を忘れないんだろうな。(can)

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