さざえ
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収穫したイモ類を保存するのに、鎌倉では「いけす」を使います。穴を掘って収穫したイモを埋める作業を「いける」というのです。パワーシャベルで畑の片隅を掘り、手掘りでさらに固めます。深さ約1.2m、幅1m、長さ4m。大人が首まで入れるけっこうな穴です。

ここに土を払ったイモを入れていきます。数百㎏のかなりの量をここで入れます。入れた後、上からススキやコモをかぶせ、さらに土をかぶせて行くのです。こうして埋めて、一定の温度でイモを保ち、ひと冬を保存するのです。売る分だけ少しづつ土をのけて取り出していくのだそうな。

「こんなに深く埋めちゃって取り出しにくくない?」と聞くと、「少しづつ上から取っていくから大丈夫」との答え。こうして大切に「いけ」られた芋は、レンバイで売られる。いもの掘り出されるところ、早くみたいな。
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「イモ掘りをやるんだけど、来る?」願ってもないお誘いに親子でホイホイ。サツマイモと里芋、やつがしらをほるのだそうな。お約束の時間に畑に行くと、すでに耕運機で畑はうねってあった。ここからイモを掘りだし、地面の上において、集める。

掘り出すと立派なイモが出てくるわ出てくるわ。こんなに大きいお芋、うれしい、と思ったのだが、大きすぎるのは売り物にならないそうな。そういうものなんだ~。もったえない。イモ掘りの最中にネズミが出てきた。ハムスターぐらいの意外に白っぽいネズミ。イモを食い荒らすから嫌われるんだけど、今日はみんなおおらか。「はやく逃げな~」女性陣からは声がかかった。ささやかなネズミの食いぶちを笑えるほど、豊作ってことかな。

サツマイモが終わると次は里芋。耕運機の活躍も間近に見ました。サツマイモは親イモのまわりに子イモがたくさん出ます。それをできるだけ離さないように丁寧に掘り出します。親イモは時間がたつと腐ってしまい、その分子イモが立派になっていくのだそうな。う~ん。人間みたい。
さらに八つ頭も掘ります。八つ頭は親イモを食べるので、子イモは離します。離された子イモは「八つっ子」として売られるのだそう。これは親子ともに食されます。

畑のわきで、もともとは出来が悪くて捨てられたイモから新たに育ったジャガイモが自生していました。普通のジャガイモや赤いジャガイモ、レッドムーン。なんと、ハート形のレッドムーンも発見!。お昼にはトン汁とおにぎり、サンドイッチまでいただいて、大漁!のイモ掘りでした。
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畑に緑が戻ってきた!
10月に関東を襲った台風はそりゃ~ひどかった。久々に鎌倉も直撃されました。ハウスではガラスが割れ、露地の畑では作物は倒された。何より潮風をかぶってしまったので、葉物は全滅に近かったらしい。塩害でやられた野菜を見るのは悲しい。痛々しくてこのころの農家にはかける言葉もみつからなかった。
それが!気を取り直して種をまきなおしたところ、その後の穏やかな気候もあって一斉にスクスク育ち、一斉に市場に出る時期になった。供給過剰で野菜の値段が下がっているんですと。それでも、順調にやさいたちが育った畑を見るのはうれしい。夕日を受けた畑で、緑が輝いている。
ハウスではキュウリの苗がすくすく。夏には3カ月ぐらいで大きくなるキュウリの苗も、この季節では1.5倍ぐらいの時間がかかるのだとか。それでも冬場の寒さをくぐると、野菜はことのほか美味しくなる。その「ことのほかおいし」くなるタマゴたち。このくらいが害虫にやられたり、病気になりやすく手がかかるのだとか。でも農家の期待を一身に受けてる様子が分かるでしょう。
大きくなあれ!
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鎌倉の「ちょっと昔(明治・大正・昭和)の人の暮らしや施設、できごと」。その名残はまちのあちこちで見られます。 わたしたちは現在の鎌倉らしさのモトでもある近代をしらべ、いろいろな手法で伝える活動をしてきました。
今回の企画は、鎌倉市中央図書館近代史資料室が開く「鎌倉海浜ホテル追憶展」(7/16~9/25 鎌倉文学館第3展示室にて)と連動して、鎌倉海浜ホテル(1887年~1946年)や当時のまちの様子を、証言や思い出をもとに伊東雅江、渋谷雅子両氏の絵と近代史資料室・平田恵美氏の監修した古い写真や資料で振り返る「追憶の鎌倉海浜ホテル展」(9/1~19 ジャックと豆の木にて)です。
会場では当時、政財界の人々が利用したホテルの資料や古い写真はもとより、鎌倉に点在する歴史ある西洋館の絵や当時の子どもたちの遊びのイラスト、証言も配置しました。そんな作品たちは皆さまを「どこかなつかしい時代の鎌倉」にいざなうことでしょう。どうぞお出かけくださいな。
また これを機に鎌倉海浜ホテル周辺の思い出を語っていただく会を9月10日(土)14時から催します。
ホテルの近隣にお住まいだった池上利光氏、加藤茂雄氏と、近代史資料室から平田恵美氏にお話しいただきます。鎌倉海浜ホテルから流れていたというタンゴやジャズの音楽も蓄音機やレコードプレーヤーで再生します。
コーヒーの香りとともに、古き良き鎌倉に思いをはせる楽しいひとときにしたいと存じます。
さらに、なつかしい鎌倉からふるさとのような東北へ、復興チャリティーの意味を込めて、「なつかし屋 駄菓子店」を会期中の9/17,18,19日にジャックと豆の木の前で開きます。これは由比ガ浜商店街の復興チャリティーと連動しています。アメやキャラメル、麩菓子などのレトロな駄菓子のほかヨーヨー釣りもお楽しみいただけます。
お時間許しますならば、どうぞお立ち寄りください。
鎌倉 まちの記憶を伝える会/NPOコソガイ
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明治20年、由比ヶ浜の松林に「鎌倉海浜院」が建てられると(1年後ホテルに)、鎌倉はその温暖な気候を利用した「療養と海浜保養」の別荘地として知られるようになりました。海浜ホテルの周辺では政財界の名士が交流し、海外の文化や習慣を体験した人々が華やかな雰囲気を漂わせました。いわゆる「別荘文化」です。この一種外国風の“特別な場所”を取り巻きながら、明治、大正、昭和(戦前)の鎌倉のまちと人々の生活は次第に活気を帯びて行ったのです。しかし昭和20、21年の火災で焼失したこのホテルは、いま人々の記憶から消え去ろうとしています。
この企画では鎌倉市中央図書館近代史資料室が企画する「鎌倉海浜ホテル追憶展」(7/16~9/25 鎌倉文学館第3展示室にて)と連動し、当時のホテルの様子やまちの人々の生活を、証言や思い出をもとに伊東雅江、渋谷雅子両氏の絵画と古い写真や資料で振り返ります。ささやかながら市民の手で「まちの記憶を掘り起こし伝えよう」とする試みです。
期間:平成23年9月1日(木)~19日(祝)11:00~17:30 (9/4、5、12休館)
場所:ジャックと豆の木(由比ヶ浜通り) 鎌倉市由比ガ浜2-4-39
問合:0467-24-6202(ジャックと豆の木)
主催:鎌倉・まちの記憶を伝える会 / NPOコソガイ 入場無料
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震災から約6週間後、鎌倉でも計画停電が中止になり一つめどがついた頃、被災地・石巻に泥さらいに行きました。言葉が出ないほどの被災の光景とともに、まちを、生活を復興させようと動く、多くの人たちを見ました。そんな方たちと泥さらいや引っ越しの手伝いで汗を流せたことは、わたしに希望を与えてくれました。詳しくは≫こちら
石巻に行ったことで、わたしの中で区切りがついたのでしょう。海におびえないですむようになりました。6月、友人と連れ立って鎌倉の漁師・平井さんをたずねたのです。
平井さんはタコメガネの名人と言われるほどの漁師さん。鎌倉ではワカメの養殖や釣り船で生計を立てる漁業者が多い中、平井さんは置き網や刺し網等で鎌倉エビやタコ、サザエ、アジ、ヒラメをとっています。こうしてとった魚介類は、由比ガ浜の平井さんの浜小屋でも売ってくれますが、たくさん獲れた場合は、小坪の卸し業者に持って行くのだそうです。
とりわけ鎌倉でよくとれるのはタコ。鎌倉のものは真ダコで、ウニやエビを餌とするので、ことのほか味が濃く、うまみがあるのだそうです。もちろん生でも売りますが、ぬめりを取るため塩して茹でた状態のモノが良く出るのだそうです。写真はゆでたばかりのタコ。かわいいでしょう。
ある友人は「タコがたくさんとれる北海道でも、鎌倉のタコは喜ばれるのよ。」と教えてくれました。海の美食家のタコが鎌倉の海を散歩している姿は、想像するだけで楽しくなっちゃいます。このタコ漁、夏の間はお休みですが、秋からはまた再開されます。
同じ時に獲れた豆アジ。鎌倉沖のアジは「鎌倉アジ」と呼ばれ、市場でも高値で取引されます。脂が乗っていて味が良く、そのうえ見た目が金色で大きく美しいので喜ばれるのです。
鎌倉海岸でシュノーケルをしていると、この金色の美しいアジが目の前を横切るのに出くわします。金色の帯のように鮮やか。一度捕まえてみたいと思うのですが、わたしじゃ全然相手にならず。やっぱり餅は餅屋、漁は漁師さんに限るってことかな。
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東日本に住んでいて、その程度の被災もした。ツライ停電の不自由も体験した。知り合いや、親戚も被災地にます。だからどうして、とか、そうまでして…といわれると困るけど、でも、やっぱり誰かの役に立ちたい、と思いました。わたしだけじゃない、多くのスタッフの思いです。今週末に行ってきますね。
何ができるとも思わないけど、猫の手ぐらいに、次に続く人の役には立つと思う。泥さらいとか、仕事後の集いとか。で、行けないスタッフのために、何か被災地に送ってもらうものはないかな…と思って、畑に行ったら、ハウスはこうでした。
それはそれは、ご成長中、失礼しました、って言っちゃうほど、真摯に育っていますよ、鎌倉の野菜は。これ、トマトの苗って思えない、フルーツの苗みたい、そのぐらいたわわに実りつつあるんだあ!
その果物みたいな、野菜たち。どうぞ感心してくださいな。鎌倉の野菜は、これだけ元気です。実るって、こう言うことだよね。
それ持って、行って来るね!!
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とてつもない震災が日本を襲ってしまった。あまりのことに言葉が出ない。
日々の小さな地震とその情報は、さらなる不安をあたえる。原発は、不夜城の幻想を求めたわたしたちに災いを与える。まるでバベルの塔の伝説みたい。
それでも、こんなことでわたしたちは終わりじゃない、と、どこかで楽天的に信じている自分を感じる。そう、これで終わりじゃない。きっとまた立ちあがる。だって、ここには豊かな海も、大地もある。
震災の起こる前、 3月の初めに、漁師さんの手伝いをした。1月の半ばから春一番の吹く3月半ばまでは、鎌倉わかめのシーズン。三浦半島から鎌倉あたりまでの漁師さんはこの時期ワカメを収穫する。鎌倉は主に養殖。11月半ばにワカメの苗をロープに差し込み、それを沖合100メートルほどのところに浮きを使って田型に浮かべる。広大な海の畑。それがワカメの養殖場。
寒さもピークになる1月半ばから、漁師さんは船を出しワカメを刈り取る。帰るとハマでは仲間がお湯を沸かし待っている。湯がいてみごとな緑色に
変色したワカメを、ハマに組んだ干し場に干していく。目にも鮮やかなワカメを見ると、本当に心躍る。収穫!って感じがする。
完全に水分が抜けた干しワカメが完成するには、寒いハマの北風と太陽の力を借りても2~3日が必要だ。朝一で作業をはじめ、お日様と競争しながら、多くのワカメを干し、日が落ちる前に取り込む。この期間がワカメをおいしくするから、みんな力を合わせて必死で作業する。素人の私たちの手伝いでも、役に立ったりする。そうして一包み1400円の鎌倉ワカメが出荷されるのだ。
鎌倉は春一番が吹き、養殖の後の天然もののワカメも収穫を終えた。いまは春の漁が始まり、サザエやアジが取れている。今のハマではこうした収穫とともにワカメも買える。
震災の映像を見るたび、海が牙をむく恐ろしい瞬間を見せつけられ、身がすくむ。コントロールなどできない。それでも、この豊かで偉大な海に、わたしは引き寄せられる。どうか暴れないで、と願いながら、静かに海に寄り添いたいと思う。それは人間の本能のような気がする。
鎌倉の海にいらっしゃい。
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寒さは相変わらずだが、雨も降ったので根菜がおいしい!カラフルが特徴の鎌倉野菜の根菜ミックスは、紫、赤、黒、紅芯(周りがみどりで真ん中が赤)、みどりのダイコンや黄色いカリフラワーとブロッコリーなど、イロイロ鮮やか。
※ニンニクやタカノツメを加えてもおいしいです。
同じ要領で中華風(ごま油+トウバンジャン)、和風(ごま油とお酒、ドレッシング代りにシソと醤油)などもおいしかった~。野菜の甘みと色鮮やかさ、それに焼き目が見た目にも楽しい。
この鎌倉野菜に触発されたのでしょうか?お雛さまに合わせて、米粉を使った色鮮やかな和菓子ができていました(←さすが鳩さま、豊島屋さま)。おシャレー。
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