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2007年7月28日 (土)

むかご、落花生(花と実)

「自然薯の花が咲いたよ!」先日根っこを見せてくれた佐藤さんからまたまた電話。今度は花が見られるらしい。自然薯の花・・・確かに見るのは初めてだ。Jinenjohana_3

「やや、昨日はこんなものなかったのに、今日になったら花の根元に何かついてる」自然薯の前に立った佐藤さんが言う。自然薯の花は、小さなゴマの実のようなぷつぷつが集まって咲いて、ちょっと上向き気味の小さなぶどうの房みたいな三角錐(さんかくすい)。その房の茎よりの部分に、ちゃいろい実のようなものが…。「自然薯の実なら、むかご。でもこんなにたくさんなるんだろうか?それにあれは秋11月ごろなるような・・・」

Mukago1_2 いろいろ考えたけど、やっぱりむかごに見える。自然薯の実で葉の付け根になり、秋になってツルが枯れる頃に地面に落ちる滋養たっぷりな野菜。サクサクしたお芋の食感と自然薯とおなじ味が好まれ、いためても、茹でても、ご飯と一緒に炊き込んでも美味で、薬膳 料理にもつかわれる。こんなに早い季節に、驚くほどの短時間でたくさん実るのは知らなかった。とがり気味のハート形の葉っぱの付け根に、房のように花が咲き、数日で実がたくさんなる・・・なんだか「多産」の象徴のようで笑ってしまう。こんなむかごは滋養タップリ!

Peanut_2 続いて落花生を見せてもらった。ようやく花が咲き始めたばかり。「まだ管は出てないんじゃない?」と言われたが、さがしてみると根元に近いほうの花の咲いた後に、見えた!枯れた花の付け根から、赤 紫色の管が地面に向かって伸びている。確かに根っことは違う力強いこの管が土刺さって、その先に落花生が実るのだ。よく見ると、管の先がぷつんと丸くなっているものも。

やった~、ウワサの落花生の管、ついに発見!
こうなると、落花生が実る経過も見たくなってしまう。落花生の追っかけは、まだ続きそうだ。

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2007年7月20日 (金)

インゲン・夏野菜

Ingen_1  雲の合間からのぞくお日さまの方へ。けなげにツルを伸ばしていく豆類が、白い花の下にサヤをつけている。花はスイトピーのように可憐。ちょうどインゲンが育ち盛りの季節なのだ。

Hayasi_1  「ちょっと体調をくずして収穫に行けなかったら、こんなに大きくなってしまった。これじゃ出荷できないのよ」近所の農家の林さんは嘆いた。丹念に仕分け作業をする林さんの手元を見ると、太く伸びやかに育ったインゲンが美しい緑色をしている。こんなにきれいでおいしそうなのに?と聞くと、「今は細くて小さいのが好まれるの。昔はこのぐらいの大きさが良いとされたのだけど。味は変らないのにね」と教えてくれた。インゲンの見た目も、流行があるらしい。それでも収穫のタイミングが遅れると豆類は緑のサヤに麩のような茶色い部分ができやすくなる。サヤ同士や柵にこすれて付く傷。「ちょっとこすれただけで傷が付く、繊細な野菜」なのだそうな。林さんの作業所には、ほかにもつややかな深い紫の大きなナスや少し赤くなりだした肉厚のピーマンも見える。どれも自然の色が力強く、姿も伸びやか、傷もほとんどなくてりっぱ!なのに育ちすぎで売れないのだ。何ヶ月もかけて大きくしても、収穫が数日遅れただけで。なんて厳しくて「もったえない」。それらの野菜を売ってもらった。Ryori

夏の野菜はどんなふうに食べてもおいしそうだけど、今日は素揚げ。素材の固さが気にならない調理法なのだ。ナスは高温で。インゲンははぜないようにきちんとスジを取って。ピーマンは緑が美しく出るように、それぞれに油で揚げ、醤油やショウガ、好みでお酢を入れる。そのままでも良いが、冷蔵庫で冷やして食べてもおいしいサラダになる。お日様の滋養を集めた力強い夏野菜は、伸びやかな見た目も味もとてもステキなのだ。Endo011_1

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