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2007年5月 7日 (月)

たまねぎ

Tamanegi1_2 丸々とした大玉。初夏にはたまねぎが旬を迎える。
そんなたまねぎを作るのは日焼けした顔に赤いほっぺがとっても素敵な農家の山森さん。栽培についてうかがった。
日に日に寒くなる秋に、マルチと呼ばれる穴の開いた黒いビニールで畑を覆って、その穴にたまねぎのタネを蒔く。Moriyama_1 発芽に必要なエネルギーを確保するため、土を暖める役割のあるこのビニールを使うのだとか。ひとたびビニールの穴から発芽すると、芽は寒さや暖かさにさらされて育つ。この気温の差が甘さを引き出すのだ。このころにはビニールは取っても良いのだけど、基本的には畑を覆ったままなのだそうな。水分はどこから?と聞いたら、土がもともと持っている水分を根っこが吸うので、ビニールに覆われたままでも、水をまかなくても充分育つんだって(根っこってスゴイ!)。数ヶ月すると葉の成長が止まり、養分は根に蓄えられていく。それがたまねぎになり、土の中で育って丸々としていく。そうして約半年。葉が倒れる初夏には収穫だ。
山森さんの畑には、びっしりと たまねぎの茎が見える。ちょっと混んでいませんTamaha_2か?とたずねたら、たまねぎの玉は寄せるようにつくから、これで充分なんですよ、ですって。私たちには見えない土の中でも、山森さんには見えているようだ。写真を撮る間、ちょっと心配でいとおしそうに畑の隅っこに立つ姿は、我が子を見守る親のようだった。

Tamanegi_4 たまねぎは貯蔵もきくから、初夏の農家の軒先でさおに掛けて日 陰干しをする懐かしい光景も、この地域ではよく見かける。農家の人にいつくしんで作られたたまねぎは、なんだか彫刻のように美しかった。(Can)

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